ホステルやゲストハウスのドミトリールームを選ぶとき、どのドミトリーがいいのか分からない!という方は多いのではないでしょうか。
そこで、ドミトリーベッドの選び方と快適に過ごすためのチェックポイントについてシェアしたいと思います。
- ドミトリーベッドを選ぶときは何人部屋がいい?
- ドミトリーベッドは上段下段のどっちがおすすめ?
- ドミトリーベッドを選ぶ時の注意点やポイントは?
といった疑問のある方の参考になればと思います。
これまで20ヶ国以上の海外のドミトリーベッドを使用した経験のある筆者が解説します。
目次
ドミトリーベッドの選び方。快適に過ごすためのチェックポイント!
ホステルやゲストハウスにあるドミトリールーム。
ドミトリーベッドは、バンクベッドとも言われています。
ドミトリールームでより快適に過ごすために、確認すべきチェック項目とともにドミトリーベッドの選び方を下記にまとめています。
- ドミトリールームは男女共用部屋か、女性専用部屋か
- ドミトリールームは何人部屋がおすすめ?
- ドミトリーベッドの位置、上段か下段か
- ドミトリーの2段ベッド(上段・下段)の選択方法
- ベッドにカーテンが付いているか
- エアコンや扇風機の有無
- シャワーやトイレは自室のドミトリー専用か、ドミトリールーム外で他室と共用か
- Wifi利用の可不可、強度
- ドミトリールームの清潔度
上記①〜⑨について、順番に説明していきます。
ドミトリールームは男女共用部屋か、女性専用部屋か
女性の場合、男女共用部屋か女性専用部屋かを選択できますね。
男女共用部屋にすると料金が少し安い場合が多いです。
少額でも、長期旅の場合にはその差はバカにならなかったりします。
男女共用部屋のメリット
- 値段が安い
- シャワーやトイレが室内にある場合には混雑しにくい(女性のみだと一人あたりの所要時間が長いです)
逆に、それ以外のメリットは全て女性専用部屋にあると思います。
女性専用部屋のメリット
- 着替えをする時にいちいち隠す必要がない
- いびきをかく人の確率が低い
- 嫌な臭いや部屋の汚染率が低い
などが挙げられます。快適さを選ぶなら断然、女性専用部屋をおすすめします。
ほんの少しの値段の差で快適さを奪われたくないですね。
それでもやっぱり価格重視の方は、男女共用部屋ですね。
ドミトリールームは何人部屋がおすすめ?
ドミトリールームのおすすめは、4人部屋〜6人部屋です。
他の旅行者と話したい場合は、4人部屋くらいだとルームメイトとの距離が近く仲良くなりやすいと思います。
友達同士での旅行の場合なら、その人数分のベッドのある個室部屋を選ぶと、友達のみで気楽に過ごせますね。
一人旅の場合は、もちろん人数が少ない部屋の方がストレスは少ないと思います。
騒音が少ない可能性が高いですね。
ただし、1部屋内のベッド数が多い部屋ほど値段は安くなることが多いです。
大人数部屋は安いですが、基本的には6人部屋か8人部屋くらいまでの方が快適に過ごしやすいです。
人数分だけベッドが窮屈に並んでいるところもありますが、ベッド数が多い部屋の方が部屋自体が広く、スーツケースなどを広げやすい場合があります。
逆にベッド数の少ない部屋が、とてつもなく狭い場合もあります。
なので、確認ポイントとしては人数だけでなく客室サイズに対するベッドの数もチェックすることが必要です。
少ない人数の部屋でも、狭い部屋だととても窮屈になります。大きい荷物やスーツケースを持っている場合は特に気をつけましょう。
ドミトリーベッドの位置、上段か下段か
ベッドの位置は、部屋の入り口から離れたところがベストです。
部屋の扉の開閉音が大きいドミトリーもあります。
ベッドの位置は事前に選べないので、案内されたベッドが扉近くでうるさかったら変更できるか聞いてみるといいと思います。
夜中に部屋に帰ってくる人もいるので、扉の音で起こされる場合があります。
ベッドは、2段ベッドが設置されているところが多いです。
場所によって、1台のものが並んでいたり3段ベッドの場合もあります。
三段ベッドの場合は、ベッドの上下の間隔が狭いため、ベッドマットに座った時に背中を伸ばせないことが多いです。
特に中段(真ん中)のベッドは居心地が良くないので避けましょう。
ドミトリーの2段ベッド(上段・下段)の選択方法
上段のメリット
- 下段よりもベッド上の安全面で有利
- 上段の人が動いた時のベッドのギシギシという騒音を聞かなくて済む(古い二段ベッドや、弱いパイプ式のベッドだと寝返りだけでも音がするところがあります)
下段のメリット
- 毎回上段に上がるという、めんどくさいことがない
- 荷物を取りやすい
- 照明が近過ぎることがない(ベッドの位置によっては上段だと部屋の照明に近く眩しいベッドもあります)
どちらがおすすめかというと、好みの問題になりますね。
ベッド上で過ごすことが多かったり、上段の人の動く音が気になる人は上段
ベッドから離れることが多かったり、荷物を頻繁に出し入れしたい人は下段
といった感じですかね。
一段ベッドもおすすめですが、全く囲いやカーテンがないのが特徴です。
ベッドにカーテンが付いているか
宿泊施設によって、ベッド一台ごとにカーテンで仕切られるようになっているところもあります。
他者と交流したくない場合やプライバシーを重視したい方はカーテン付きを選ぶといいと思います。
カーテンがないと、全ての行動が常に丸見えですね。カーテンのない部屋はオープンに過ごしたい方向けです。
エアコンや扇風機の有無
暑い地域や寒い季節に行く時に重要なのが、エアコンですね。
暑い地域の扇風機も欠かせないです。
エアコン・扇風機は共にあった方が良いですが、夏はエアコンが効きすぎていて調整できない場合もあるので、冷えやすい方は扇風機だけのところでもいいかと思います。
シャワーやトイレは自室のドミトリー専用か、ドミトリールーム外で他室と共用か
自室のドミトリー専用のメリット
- 利用者が同室者のみなので、空きの確認がしやすく動線が短い
ドミトリールーム外で他室と共用のメリット
- 同室者が入眠中でも、音に気を使わずに利用できる
- 同室者の多い部屋に宿泊している場合でも、待たずに利用できることが多い
好みや宿泊人数に対してのシャワールームの数によりますね。
私は音や利用時間を気にしなくてもよい、ドミトリールーム外の他室と共用派です。
ちなみに、ドライヤーは置いていないところや、あっても微弱なことがあります。
ドライヤーが必須の場合は海外でも使用できるドライヤーを持参しましょう。
海外対応の安くてコンパクトなドライヤーならこちらがおすすめです。
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Wifi利用の可不可、強度
Wifi利用可能な宿泊施設は多くなりましたね。
しかし、中には施設内では利用できても部屋内では利用できないところもあります。
同じ施設内でも部屋によって利用できたりできなかったり、強度の強いところと弱いところもあります。
また、wifi利用は無料なところが多いですが、1時間ごとに料金設定している宿泊施設もあります。
海外用wifiルーターやsim契約をしていない場合は、宿泊先でのwifi利用が可能かどうかは重要なポイントですね。
無料Wifiなのか、部屋でも利用できるのかを確認しましょう。
宿泊施設の口コミなども参考にするといいですよ。
ドミトリールームの清潔度
部屋はなるべく新しくてキレイな方がいいですよね。
それだけでなく、掃除が行き届いている部屋が気分良く過ごせます。
宿泊先の口コミで清潔度も確認しましょう。
ドミトリーベッド予約時のポイントとまとめ
長期旅行中であれば、1・2泊だけ予約して、泊まってみて良かったら連泊すればいいと思います。
ただし、週末やイベントシーズンの宿は埋まりやすいので、泊まってみてから決めるのでは空室がなくなる恐れもあるので注意が必要です。
1週間〜1ヶ月以上の長期滞在で料金が割引になる宿泊施設もあるので、長期滞在時はその制度を利用するとお得です。
予約する時に要望リクエストを記載する欄に、ベッドの上段下段の希望を記入しておきましょう。
リクエストをしっかり確認してくれている宿は希望に沿って手配してくれます。
そのリクエスト欄を見ずに部屋を手配している宿も海外では少なくないです。
その場合は、チェックイン時にフロントで聞いてみましょう。
参考:旅行英会話 【ホテルの予約とチェックインで使う英語フレーズ】まとめ
基本的には、各ホテルサイトで実際に泊まった人の口コミを参考に、古いレビューだとスタッフや設備などが変わっていることもあるので、新しいレビューから情報収集しましょう。
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