乗り物

飛行機内に持ち込みできる【スプレー缶】の手荷物で知っておくべき条件!

 

 

飛行機内にスプレー缶を手荷物として持ち込みたいと思ったことはありませんか?

 

そこで、飛行機内と預け入れ荷物への持ち込みとして、どのスプレー缶がOKで何のスプレー缶がNGなのかについてシェアしたいと思います。

 

  • 航空機内と預け入れ荷物ともに持ち込み禁止のスプレー缶は?
  • 飛行機内と預け入れ荷物ともに持ち込み可能なスプレー缶と量は?
  • スプレー缶の代替え品や工夫の仕方は?

 

などを知りたい方に参考にしていただきたい内容となっています。

 

 

これまで30ヶ国以上の海外旅行を経験したことのある筆者が解説します。

 

 

 

飛行機内に持ち込みできるスプレー缶の手荷物で知っておくべき条件とは

 

 

ヘアスプレー・制汗剤スプレー・日焼け止めスプレー・化粧水ミスト・香水スプレー・シェービングフォームなどの化粧品類や虫除けスプレー・殺菌スプレー・消毒スプレー・冷却スプレーなどの医薬品類、その他。

 

について、持ち込み禁止のものと持ち込み可能なスプレー缶と量をまとめています。

 

 

 

航空機内と預け入れともに持ち込み禁止のスプレー缶

 

医薬品類や化粧品類以外のスプレー缶のうち、

 

  • 「火気と高温に注意」という文字
  • 火のマーク(ロゴ)の表示があるもの
  • 引火性のガス・毒性ガスのスプレー

 

は、法令により航空機輸送が禁止されています。

 

なので、爆発の恐れがあるものや燃えやすいものなど、機内持ち込みだけでなく預け荷物にもできません。

 

 

引火性ガスを使用した日用品のスプレー類は飛行機内も預け荷物にも持ち込み禁止

 

引火性ガスを使用した日用品のスプレー類とは、潤滑油、塗料、ニス、防塵用などのスプレー類だそうです。

 

海外移住時の新居のDIYのために!なんてうかつに持っていこうとしたら没収ですね。

 

 

 

引火性ガスを使用したスポーツ用品のスプレー類は飛行機内も預け荷物にも持ち込み禁止

 

引火性ガスを使用したスポーツ用品のスプレー類とは、スポーツ道具のメンテナンス剤、スキー、スノーボード用のWAX、スポーツ用の酸素缶などのスプレー類だそうです。

 

旅先でスポーツをされる方も多いので、知らずに持って行きがちな気がします。

 

気をつけましょう。

 

 

 

殺虫剤や農薬スプレーは飛行機内も預け荷物にも持ち込み禁止

 

殺虫剤や農薬は、スプレーに限らず全て機内持ち込みも預け荷物にもできません。

 

虫除けスプレーは制限内で可能ですが、害虫駆除目的の殺虫剤は量に限らず禁止です。

 

 

 

キャンプ用/カセットコンロ用のガススプレーは飛行機内も預け荷物にも持ち込み禁止

 

キャンプ好きの方は飛行機で持ち運びする可能性もあるんですかね。

 

注意です。

 

 

 

航空機内と預け入れともに持ち込み可能なスプレー缶と量

 

 

非放射性の化粧品類(ヘア・制汗・日焼け止め・化粧水・香水・シェービングフォームスプレー)は飛行機内と預け荷物への持ち込み可能

 

化粧品類のスプレーは、条件を満たしていれば輸送が許可されています。

 

具体的には、ヘアスプレー、制汗スプレー、日焼け止めスプレー、化粧水ミスト、香水スプレー、シェービングフォームなどです。

 

量:1容器あたり0.5L/0.5kg、1人あたり全てのスプレー缶の合計2L/2kgまで

 

 

 

非放射性の医薬品類(殺菌・消毒・冷却スプレー)は飛行機内と預け荷物への持ち込み可能

 

 

医薬品類のスプレーにおいても、条件を満たしていれば輸送が許可されています。

 

具体的には、虫除けスプレー、殺菌スプレー、消毒スプレー、冷却スプレーなどです。

 

 

量:1容器あたり0.5L/0.5kg、1人あたり全てのスプレー缶の合計2L/2kgまで

 

 

 

スプレーで持っていく必要ある?代替え品や工夫の仕方

 

スプレーを持ち込みできるのか知りたい方に何なのですが、スプレーで持っていかなくても代替えできるものや工夫できることもありますよ、という話です。

 

理由は容量などをいちいち考えるのが面倒なのと、スプレー缶って変形できないので意外とかさばるからです。

 

もちろん、旅行先でも絶対これしか使わない!っていうこだわりがある方は条件を満たして持って行きましょう。

 

筆者が旅行時に持っていくスプレーは、化粧水ミスト、香水ミスト、日焼け止めスプレーだけです。

 

化粧水と香水は小さなミスト容器に入れて機内に持ち込みしています。

 

日焼け止めスプレースーツケースに入れて、日焼け止めクリーム機内持ち込みにしています(日焼け止めはクリームとスプレーを使い分けているので、リゾート地へ行く際には両方を持っていきます)。

 

かさばるので機内にはスプレー缶は持っていきません。

 

飛行機内で使用したいものや現地到着後すぐに使用したいものは、代替え品を持っていきます。

 

制汗スプレーでなく制汗シート、日焼け止めスプレーでなく日焼け止めクリームを機内用に持っていきます。

 

荷物を必要最低限にする時には、制汗シートは使用する分だけジッパー付きの袋に入れて、クリームは使用する分だけ小さな容器に入れて持っていきます。

 

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まとめ

 

スプレー缶を持ち込みたい時には、没収されないように条件を満たしているかしっかり確認しましょう。

 

機内で利用するもの以外は受託手荷物にして、保安検査をスムーズに通りましょう。

 

機内で使用するものは、代替え品で対応するなど工夫しましょう。

 

 

少しでも参考になれば嬉しいです。

 

 

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