ゲストハウスやホステルにあるドミトリールーム。
海外のドミトリーに泊まったことはありますか?
そこで、ドミトリールームの使い方や泊まり方を初心者向けにシェアしたいと思います。
- 海外のドミトリーに泊まるのが初めてで不安
- ドミトリーの使い方や泊まり方を知りたい
といった方に見ていただきたい内容となっています。
これまで約20ヶ国の海外のドミトリールームを使用した経験のある筆者が解説します。
目次
海外で初めてのドミトリールームの使い方
ドミトリーを初めて利用する方は、宿泊する際の使い方が分からなかったり不安に思うことがあると思います。
ドミトリールームに到着してからの行動や注意点をまとめています。
ドミトリールームに入ったら、まずは挨拶
ドミトリー部屋に入ったら同室者に挨拶しましょう。
相手が日本人なら「こんにちはー、よろしくお願いします。」とだけでも言っておきましょう。
お互いに時間があって話したければ、そこから交流が始まりますね。何か現地のステキな情報が入るかもしれません。
外国人なら「Hi!」だけでもOKです。
相手が名前を言ってきたら、自分も名乗って「Nice to meet you」でOKです。
英会話に興味のある方なら、その後に話を膨らませましょう。
人と一切関わりたくない方以外は、軽く挨拶と笑顔だけでもしておきましょう。
その後も過ごしやすくなります。
自分のドミトリーベッドを確認
受付で部屋番号とベッド番号を教えてくれるので、指定されたドミトリー部屋に入ったら自分の番号のベッドを探しましょう。
部屋のみが指定され、ベッドは自由に選べる宿泊施設もあります。
その場合は、空いているベッドから自分の好みのベッドを選びましょう。
自分でベッドを選択できる場合は、部屋の入り口から離れたベッドを選んだ方がドアの開閉音がうるさくなくてオススメです。
ベッド番号を指定された場合でも、もし気に入らない場所だったら使用前に受付で変更できるか聞いてみても良いと思います。
予約が埋まっていて変更できないと言われる場合もありますが、空いていたり親切なところだと変更に応じてもらえるところもあります。
ベッドを利用する前に相談してみましょう。
ドミトリーベッド周囲の整頓と荷物整理
自分のベッドを確認したら、ベッドに付いている設備を確認しましょう。
ベッドライトやコンセント、カーテンなど宿泊施設によって付属しているものが異なります。
海外でコンセントを使用する場合は、国に応じた変換プラグが必須になりますので荷物から出しておきましょう。
コンセントがベッドに付属していない場合や、位置が遠い場合は延長コードが必要になるので準備しておきましょう。
スーツケースや大きなバックパックなどロッカーに入らないものは、自分のベッドからより近い場所でなるべく目の届く範囲に、通行の邪魔にならないように置きましょう。
毎日使用するものは取り出しやすい場所(ロッカーなど)にまとめて出しておきましょう。
ベッド上で使用する可能性のあるもので貴重品以外のものは、ベッドの上に置いて準備しておきましょう(ティッシュや夜間の着圧ソックスなど)。
トイレとシャワールームの確認
ドミトリールームに宿泊する場合のトイレとシャワールームは共用です。
ドミトリー部屋内にありルームメイトのみで使用する場合と、部屋外にあり他のドミトリールームの宿泊者で共用するタイプがあります。
部屋外の場合は、はじめに場所や設備を確認しておきましょう。
海外のドミトリーでは基本的にアメニティーは置いていないところが多いです。
ドライヤーは施設によっては付属していますが、無いところの方が多いです。
部屋内にシャワールームがある場合は、宿泊者人数によっては利用したい時間帯が重なることが多いので、空いている時に済ませておくのがおすすめです。
ホステルやゲストハウス内の食事(キッチンやダイニングスペース)場所の確認
ドミトリールームに宿泊する場合は、食事は付いていないか朝食のみが含まれていることが多いです。
朝食付きの場合は、利用可能時間と場所を確認しておきましょう。
利用には別途料金が必要ですが、カフェやバーなどが併設されている場合もあります。
長期旅行中の食事は、節約のためキッチンで料理することも多いと思います。
大抵の宿泊施設では調理用具や電子レンジなどはだいたい揃っています。
到着時に事前に物品を確認しておくと、買い物に行った際に調理できるものだけ購入することができます。
室内での飲食は禁止されているところもあります。
食事できるダイニングスペースも確認しておきましょう。
洗濯機や乾燥機の場所, 料金, 使用方法の確認
洗濯機は完備されていることが多いですが、乾燥機はない施設もあります。
洗濯機・乾燥機ともに、料金がかかります。宿泊施設によって値段は違います。
通常は機械の近くに料金と使用方法が表示されていますが、分からない場合はスタッフに確認すれば教えてくれます。
洗濯機のみ使用して部屋に洗濯物を干す場合は、洗濯紐やハンガーを持っていると便利です。
自分のベッドスペースに洗濯紐を結び付けて干しますが、ベッドによっては干しづらいところが多いですね。
オフシーズンなどは、稀にドミトリールームでも同室者がいない場合があるので、そういう時に一気に洗濯して干しまくります。
一人部屋だと喜んでいたら夜に同室者が来て洗濯物を撤収したこともありますのでおすすめは出来かねますが笑。
干すアイテムがない場合は、2段ベッドの上段を選択するとベッドに掛けて干せる利用スペースが多いですよ。
外出する前に準備しておきたいことと注意点
特に帰りが夜になりそうな場合は、帰宅後に利用するものは全て取り出しやすい場所(ロッカーなど)に準備してから外出しましょう。
帰宅時にはすでに寝ている人がいたり、消灯されていることもあります。
夜間のマナーとして、あまり音を立てないようにしたいですね(中にはマナーがなっていない者もたくさんいますが、自分はそうならないようにしたいですね)。
帰ってからすぐシャワーを浴びられるように、バスルームポーチ(洗面道具やタオルなど一式)を準備しておきましょう。
寝るときに使用するパジャマや、翌朝一で使用するもの(化粧品類や着替えなど)も準備しておくと、夜間や朝に荷物をガサゴソ漁らなくても良いので安心です。
基本的に音が出るモノは夜間と朝一は触らなくて良いように準備しておきましょう。
スーツケースは開けなくても良い状態にしておきましょう。
圧縮袋やビニル袋類を触ったり、リュックなどのチャックを開ける音なども響きます。
まとめ
初めての海外のドミトリールーム利用はちょっと緊張しますよね。
事前になんとなく使い方をイメージできていると初めてでも利用しやすいと思います。
少しでも参考になれば嬉しいです。