飛行機内への液体物の持ち込み制限ルールを知っていますか?
国内線と国際線で、飛行機内へ持ち込みできる液体物の制限が異なります。
そこで、飛行機内へ持ち込みできる液体物の量や制限についてシェアしたいと思います。
- 飛行機内には液体物は持ち込みできるのか
- 国内線と国際線で飛行機内に持ち込みできる液体物の制限は違うのか
- 飲料水やアルコール飲料などの制限量
- プラスチック製袋でのまとめ方
などを知りたい方に見ていただきたい内容となっています。
これまで30ヶ国以上の海外旅行を経験したことのある筆者が解説します。
目次
飛行機内への液体物の持ち込み制限ルール|国内線と国際線
国内線と国際線で飛行機内へ持ち込みできる液体の制限が異なります。
国内線と国際線に分けて、制限内容をまとめています。
国内線飛行機への液体持ち込み制限
飲み物、アルコール飲料
お茶や水などの飲料や、アルコール飲料は機内持ち込み・預け荷物ともに可能です。
ただし、アルコール度数が24%を超え、70%以下のものは、お一人様5L(リットル)までとされています。
非放射性の、化粧品・香水・医薬品
非放射性の化粧品・香水・医薬品は、機内持ち込み・預け荷物ともに可能です。
ただし、1容器あたり0.5kgまたは0.5リットル以下で、一人あたり2kgまたは2L(リットル)までとされています。
国際線飛行機への液体持ち込み制限
100ml(g)を超える容器に入ったあらゆる液体物は禁止(国際線)
100ml(g)を超える容器に入ったあらゆる液体物は、航空機内への持ち込みが禁止されています。
なので、通常の500mlのペットボトル飲料などは国際線では持ち込みができません。
国際線の保安検査場前には大抵ゴミ箱があり、直前に飲み物を飲んでペットボトルを放棄している姿がよく見られます。
飛行機内持ち込み可能な量とまとめ方
100ml(g)以下の容器に入った液体物で、容量1リットル以下のジッパーの付いた再封可能な透明プラスチック製の袋(サイズの目安は縦20㎝以下×横20㎝以下でマチ無しのもの)に、余裕を持って入れてください。
透明プラスチック製袋は自分で用意します。
最近では空港にプラスチック袋が置いてあるところもあります。
※100ml以下の容器であったとしても、透明のプラスチック製袋に入っていない場合は持ち込みができません。
※透明プラスチック製袋の持ち込みは、1人につき1つのみです。
持ち込み制限の対象となる、あらゆる液体物とは
あらゆる液体物の中には、液状、ジェル状、スプレー状のものなどが含まれています。
食品類:
各種飲料水、調味料、食用油、乳製品、調理品、缶詰、デザート、アイスクリーム、ジャム、健康食品や栄養補助食品など
その他:
霧吹き式スプレー、クリーム・ローション、入浴剤、育毛剤、液体・ジェル状の化粧品、香水、液状除菌剤、液体せっけん、口腔洗浄液、家庭用洗剤、塗料など
詳しい内容については、国土交通省のページ(量的制限の対象となる液体物のリスト)をご確認下さい。
まとめ
あらゆる液体物の中には、液状、ジェル状、スプレー状のものなどが含まれています。
国際線飛行機内へ液体物を持ち込みする場合は、規定の量と袋でまとめましょう。
必要最低限の量とし、スムーズに保安検査を通過しましょう。
少しでも参考になれば嬉しいです。
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