旅行中のホテル代を節約するために利用する人も多い、ゲストハウスやホステルにあるドミトリールーム。
格安なのは知っているけれど、ドミトリールームって何？ドミトリールームとはどんなところ？といったドミトリールーム初心者の方のために、今更聞けないことをシェアしたいと思います。
- ドミトリールームとは何のことなのか知りたい
- ドミトリールームの設備について知りたい
といった方に見ていただきたい内容となっています。
これまで20ヶ国以上の海外のドミトリールームを使用した経験のある筆者が解説します。
目次
ドミトリールームとは？
ドミトリー（Dormitory）とは、大部屋・共同寝室という意味です。
ドミトリールームとは、同室を他の旅行者と共用して使用する部屋のことです。
ドミトリールーム内の造りは、宿泊施設によって様々です。
ドミトリールームの設備と特徴
ドミトリールームの設備と特徴
- ドミトリーベッド
- ドミトリー宿泊時のバスルームまたはシャワールーム/トイレ
- ドミトリールームの収納、ロッカー
- ドミトリールームにあるコンセント、充電
上記について、順番に説明していきます。
ドミトリーベッド
ベッドは、2段ベッドが設置されているところが多いです。
宿泊施設によって、1台のものが並んでいたり3段ベッドの場合もあります。
三段ベッドの場合は、ベッドの上下の間隔が狭いため、ベッドマットに座った時に背筋を伸ばせないことが多いです。
特に中段（真ん中）のベッドは要注意ですね。
基本的には少人数部屋の方が快適に過ごせますが、人数が少ない部屋ほどお値段は高く設定されていることが多いです。
一部屋内のベッド数が多い部屋ほど料金は安くなる傾向にあります。
大人数部屋のベッドは窮屈に並んでいるところも多いですが、ベッド数が多い部屋の方が部屋自体が広く、スーツケースなどを広げやすい場合もあります。
部屋の広さとベッド数を比較してみると良いと思います。
宿泊施設によってベッド一台ごとにカーテンで仕切られるようになっているところもあります。
プライバシーを重視したい方はカーテン付きを選ぶと良いと思います。
2段ベッドの上段と下段でどちらが過ごしやすいのかというと、何を重視するのか好みの問題になってきます。
下段の場合は、毎回階段を上がる面倒が無いのと、荷物が取りやすいという利点があります。
上段の場合は、安全面で良いのと、上段の人の震動の影響を受けなくて良いというメリットがありますね。
ドミトリー宿泊時のバスルームまたはシャワールーム/トイレ
バスルームまたはシャワールーム/トイレは、部屋内に設置されているところもあれば、部屋外で他のドミトリー部屋の宿泊者と共同で使用するところもあります。
どちらが良いかというと、宿泊施設によって部屋の造りが違うので良し悪しです。
基本的には、少人数のドミトリー部屋を選択する場合は部屋内、大人数の部屋の場合は部屋外に設置されているところの方が使用しやすいです。
同室者のメンバーにもよるので何とも言えないところではあるのですが・・・。
部屋内のシャワールームを夜中に利用されると、部屋によってはうるさいこともあります。
逆に自分が夜間使用したい時はルームメイトに気を使うので、部屋外にある方が気楽に使えたりもします。
同室者に関しては運なので、自分の予定や利用時間帯など使用しやすい方で選べばOKです。
シャワーはアジア人は夜使用することが多いですが、他国の方は朝利用する方が多いですかね。
一概には言えませんが。
ドミトリールームの収納、ロッカー
荷物や貴重品を入れるロッカーは、部屋内に設置されていることが多いです。
中には廊下に設置されている施設もあります。
大抵はベッドごとにロッカーのナンバーも割り振られています。
宿泊施設によって、部屋内の空きスペースにロッカーが設置されていることもあれば、ベッドの下に引き出せる収納ケースが設置されていることもあります。
鍵は付いていないことが多いので、南京錠を持参しましょう。
ロッカーの種類によってカギ穴に太い鍵を入れないとカギがかからないことがあるので、太いものも持っていると良いですね。
スーツケースや大きなバックパックはそれ用のロッカーが付いていることもありますが、ない場合が多いのでその際は自分のベッドの近くの床に置いています。
ドミトリールームにあるコンセント、充電
ドミトリールームにあるコンセントは、宿泊施設によってベッドごとにコンセントとUSBポートまで付いているところもあれば、同室者兼用で人数分もないコンセントしか設置されていないところなど様々です。
コンセントが人数分もないにも関わらず、ずっと占領して使用している宿泊者もいますので、モバイルバッテリーを持っていくことをおすすめします。
まとめ
ドミトリーと一言で言っても、宿泊施設や同室者のメンバーによって利用価値は変わってきます。
メンバーに関しては運としか言いようがないので、好みの宿泊施設を選びましょう。
各ゲストハウスやホステルの口コミ（レビュー）を参考に、設備や部屋の様子を知ると良いと思います。
少しでも参考になれば嬉しいです。
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