格安で利用できる、ゲストハウスやホステルにあるドミトリールーム。
安いだけでは泊まれない?ドミトリールームのメリットとデメリット、快適な過ごし方をシェアしたいと思います。
- ドミトリーに宿泊する前に、メリットとデメリットを知りたい!
- ドミトリーは安いけれど苦手、つらいと思っている
- ドミトリーでの快適な過ごし方を知りたい!
といった方に見ていただきたい内容となっています。
これまで約20ヶ国の海外のドミトリールームを使用した経験のある筆者がシェアします。
ドミトリー宿泊のメリットとデメリット
ドミトリー宿泊の際のメリットとデメリットをそれぞれまとめています。
そもそも、ドミトリールームって何?って方は下記を参考にどうぞ。
ドミトリー宿泊のメリット
ドミトリーに宿泊することのメリットを4つ紹介したいと思います。
ドミトリールームの宿泊料金が安い
何と言ってもドミトリールームの最大のメリットは、宿泊料金が安い!ということですね。
ホテルやAirbnbなどに宿泊するよりも、断然安いです。
特に、ドミトリールーム内の人数が多い部屋ほど宿泊料金は安くなる傾向にあります。
一泊の宿泊料金代を何千円と安く抑えることが出来ます。
宿泊代が安いということは、単純に旅費代を抑えられるので節約になるのと、その分のお金を他のことに使用することができますね。
宿泊代を削って浮いた分のお金で、食事や観光・移動手段・他の国を周遊することなどに使用できたり、ちょっと贅沢に過ごしてみたりと満喫できます。
特に旅行コストを抑えたい学生さんなどに、ドミトリーはおすすめです。
他の旅行者と関わる機会が自然に得られ、情報交換や英会話が可能
ドミトリーの宿泊者は、友達同士で宿泊している人もいますが、基本的に一人旅の人が多いです。
ドミトリーの主なメリットの一つは、他の旅行客と関わる機会を自然に得られるということです。
他の旅行者と関わりを持つことで、旅先の情報交換ができたり新鮮な情報が得られたりするので、得た情報から次の観光先を決めるなんてこともできますね。
気が合えばドミトリーの同室者と一緒に観光に行くことも可能です。
新しい友達作りにも繋がりますね。
普段の友達とは違う、他人種/他職種の方と知り合うことができたりするので面白いと思います。
相手が外国人の場合は、英会話や他の文化も学べるとても良い機会です。
英語を話せないとしても、伝えようとする気持ちを持って関われば皆さん理解しようと優しく接してくれます。
一人旅で寂しいと思ってしまう方や、ひとり旅中でたまには誰かと一緒に観光したい方などにもドミトリーはおすすめですね。
異国に行ったら普段の自分を忘れてフレンドリーになってみましょう!
とはいえ、長期でドミトリーに滞在している場合には人との関わりにも疲れるので、無理に他者とコミュニケーションを取る必要はありません。
自分の気持ちに従いながらも、「ドミトリー」という環境を上手く活用したいですね!
無料wifi , インターネットが利用できる
旅行先がへき地でない限り、ホステルやゲストハウスにwifiの設備が付いていることが多いです。
宿泊料金が安い上に無料でwifiが使用できるのはありがたいですね。
無料wifiを利用して観光地やアクセス方法などを調べたり、まったりした旅行であればゆっくり映画やドラマを観るのも良いですね。
特に海外用wIfiルーターやsim契約をしていない場合は、ゲストハウスやホステルの無料wifiを存分に活用しましょう!
wifiは無料なところが多いですが、1時間ごとに料金設定している宿泊施設などもあります。
宿泊施設や部屋の位置によって繋がりにくい場所も多々あります。
wifi利用必須の方は口コミなどを参考に宿を選びましょう。
ホテルにはない設備やイベント企画がある
ドミトリールームのあるホステルやゲストハウスでは、ホテルにはない設備やイベント企画があったりします。
例えば、シアタールームの設備がある宿泊施設もあります。
大きな画面で映画鑑賞を無料ですることができます。
宿泊施設に併設しているBarでの一杯無料券をもらえたり、割引額でBarを利用することができるところもあります。
イベントとしては、ウォーキングツアーやBar巡りなどの企画があるところもあります。
同じホステルやゲストハウスの宿泊者が参加するイベントだと、帰りが遅くなったとしても安心ですね。
ドミトリー宿泊のデメリット
ドミトリー宿泊によるデメリットを4つにまとめています。
騒音が気になる、眠れない程ひどい場合がある
ドミトリーの一番のデメリットは、騒音ではないでしょうか。
騒音としては、話し声や物音、目覚まし時計などのアラーム音、いびきがうるさいなどですね。
時折、夜間にも関わらず同室者同士で話していたり、電話をしている人がいます。
夜間や朝一で移動する方がいると、荷物整理の音でうるさかったりします。
目覚ましアラームを大音量でかけて、なかなか起きない人もいます。
男性でよくあるのは、いびきがうるさいことですね。
睡眠を阻害されると翌日の観光に影響が出たり、ストレスにもなってしまいますね。
電気を自由に扱えない
他者と同室ということは、自分のタイミングで電気をつけたり消したりできません。
誰がスイッチ係とも決まっていません。
人それぞれ寝るタイミングが違うので、早々電気を消す人もいれば夜遅くに電気を付け出す人もいます。
プライバシーが確保しにくい
一人部屋ではないということで、プライバシーは確保しにくいですよね。
人のことをジロジロずっと見ているような人には出会ったことはないですが、周囲の目のある中でずっと過ごすことにストレスを感じる方も少なくないかと思います。
盗難の危険性
ドミトリーに宿泊するということは、「他人と同室する」ということなので安全性は低くなってしまいます。
どんな同室者と一緒になるかは全く分かりません。
なので、盗難の危険性は常にあると思って過ごした方が良いです。
ドミトリー宿泊でのより快適な過ごし方
ドミトリー宿泊をより快適に過ごすために、4つのデメリットに対する対策をまとめました。
騒音に対する対策
夜間の騒音が気になって眠れない方は、耳栓をしましょう。
イヤホンを付けるのも良いですね。寝ている途中で外れがちではありますが。
女性の方でしたら、女性専用部屋を選択することをオススメします。
女性でもすごい大きなイビキをかく人がいるので、必ず避けられる訳でもないのですが男女共用部屋よりは確率が低いですよね。
また、特に週末はクラブやBarが近辺にある宿泊施設は避けた方が無難です。
クラブに行きたい若者が宿泊している場合が多く、クラブ前後でとても騒がしいことが多いです。
自分も騒音の原因にならないように、夜間ビニル類やチャックの開閉などの音の出やすいものはなるべく触らなくていいように眠前までに整えておきましょう。
電気が眩しい、暗くて見えない場合の対策
自分が早く寝たい場合は、同室者が少なければ電気を消しても良いか確認して消させてもらいましょう。
電気を消したところで突然付けられることもあるので、真っ暗にして確実に眠りたい場合はアイマスクを利用しましょう。
消灯後に部屋へ帰った場合には暗くて見えないですよね。
スマホのライトを利用するか、充電を気にせずに利用できる防犯ブザー付きのライトもおすすめです。
プライバシーを確保するための対策
ドミトリールームには、周囲から丸見えのベッドのある宿泊施設と、カーテン付きのベッドがあるところがあります。
出来るだけプライバシーを確保したい場合は、カーテン付きのベッドのあるホステルやゲストハウスを選びましょう。
常にカーテンを閉めて過ごしている方が多いです。
周囲を気にせずに過ごしたい方にはおすすめです。
盗難への対策
盗難への対策については、下記記事でまとめていますので参考にして下さい。
まとめ
ドミトリールームの利用は格安で宿泊できる分、他者との同室によるストレスも得やすいです。
なるべく快適に過ごせるようにできる対策を行い、上手く活用できると良いですよね。
ドミトリーのメリットデメリットを踏まえて、自分の旅のプランに合わせた宿泊先の選択をしましょう。
少しでも参考になれば嬉しいです。
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