京都にある、「西芳寺 苔寺」の観光に行ってきました。
そこで、予約が必要な「西芳寺 苔寺」の予約方法やアクセス、写経などについてシェアしたいと思います。
- 西芳寺 苔寺の予約方法を知りたい
- 西芳寺 苔寺へのアクセス(行き方)や所要時間を知りたい
- 西芳寺 苔寺の拝観料金や写経について、当日の流れ、観光所要時間の目安を知りたい
- どんな苔寺庭園を見学することができるのか、写真を見たい
といった方に見ていただきたい内容となっています。
目次
西芳寺 苔寺の予約方法/アクセス/拝観料/写経/所要時間のまとめ
西芳寺 苔寺について
- 西芳寺 苔寺(Saiho-ji, Temple, Kokedera)
- 苔寺の予約方法
- 苔寺へのアクセス(行き方)と所要時間
- 西芳寺 苔寺見学当日の流れ, 拝観料, 所要時間
- 苔寺庭園と写真
上記について順番に解説していきたいと思います。
西芳寺 苔寺(Saiho-ji, Temple, Kokedera)
「西芳寺 苔寺」は、臨済宗の単立寺院です。
西芳寺には120種余りの苔が境内を覆っているため、苔寺とも呼ばれています。
飛鳥時代に聖徳太子の別荘があったといわれている地に、1300年前の奈良時代、聖武天皇の宣命により行基菩薩が開山しました。
鎌倉時代初期には法然上人が改宗し、浄土宗としています。
1339年、高僧であり作庭の名手でもあった夢窓國師が禅寺として中興しました。
金閣寺や銀閣寺などの室町時代を代表する庭園の原型になったとも言われています。
国の特別名勝及史跡に指定されており、「古都京都の文化財」の1つとして世界文化遺産にも登録されています。
苔寺の予約方法
苔寺見学をするには、事前予約が必須です。
その理由は、参拝者が増加したことにより観光公害が生じてしまったことによるそうです。
少人数制としゆっくり見学できるように措置を取られています。
事前申し込みには、参拝希望日と人数、代表者の住所と氏名を記入した往復ハガキが必要です。
受け付けは、2ヵ月前から1週間前までの必着で申し込みすることができます。
苔が最も美しくなる梅雨の時期は混みますので、指定の時期に必ず訪問したい場合は複数の希望日を記入することをおすすめします。
申し込み数日後、参拝可能日と時間が明記された返信用のはがきが届きます。
今のところ、往復ハガキ以外の申し込み方法はないようです。
苔寺へのアクセス(行き方)と所要時間
京都駅から
市営バス28(大覚寺行き)で松尾大社前まで所要約40分です。京都バス73系統(苔寺・すず虫寺行き)に乗り換え、苔寺・すず虫寺バス停まで約5分です。
筆者は拝観時間が午後からだったため、嵐山を散策してから行きました。
嵐山公園バス停から
市営バス63または、京都バス73・83系統(苔寺・スズ虫寺行き)で苔寺・すず虫寺バス停まで約10分です。
西芳寺 苔寺見学当日の流れ, 拝観料, 所要時間
入口で返信ハガキを渡し、御堂の中に入ります。
御堂の入り口で拝観料、一人3000円以上を支払います。
本堂に入ると、写経の用意がされたたくさんの席があるので好きな席に着席します。
住職さんの説法を約10〜15分聞いた後に写経をします。
筆ペンは各自持参です。
写経の間、正座が辛くなってきたら脚を崩しても大丈夫です。
パイプ椅子の席もあります。
写経が終了した人から、記入した用紙を前方に提出し庭園の見学に移動します。
皆さん写経するペースが早く、丁寧に書いていると進み具合の遅さに段々焦ってきますが、自分のペースで大丈夫です。
個々によりますが、写経は約20〜40分、庭園の見学は約30分〜1時間が目安です。
写経の終わる時間がバラバラなので、混雑することなく庭園をゆっくり見学することができます。
苔寺庭園と写真
鎌倉式庭園は、35,000平方メートル(㎡)に達します。
庭は上下二段構えで、上段は枯山水式、下段は池泉廻遊式庭園です。
中央にある池は心字形になっています。
木の幹にまで苔が覆い被さっています。
住所:京都府京都市西京区松尾神ヶ谷町56
電話番号:075-391-3631
ホームページ:saihoji-kokedera.com
まとめ
拝観料金が高いと思ってしまいますが、たくさんの観光客が訪れる予約の必要な観光地とだけあって行く価値はありでした。
京都を訪れる際には事前予約を忘れずに、ぜひ観光してきて下さい。
少しでも参考になれば嬉しいです。