イギリス(England)の鉄道(電車)料金って高いですよね!
特に、ロンドン(London)郊外に宿泊/滞在すると、ロンドンへ行くだけでも高い鉄道運賃を支払わなければいけません。
そこで、地下鉄の通っていないロンドン郊外に滞在するときや、イギリス国内旅行時にもお得な鉄道運賃を1/3節約できるRailcard(レイルカード)についてシェアしたいと思います。
- イギリスの鉄道料金を安くできるレイルカードの種類や料金
- レイルカードの購入方法と使い方
- Network Railcard(ネットワークレイルカード)
について知りたい方に見ていただきたい内容となっています。
目次
イギリスの鉄道料金を1/3節約できるレイルカードの購入と使い方!
- イギリスの鉄道料金を安くできるRailcard(レイルカード)とは
- イギリスのRailcard(レイルカード)の種類と料金
- イギリスでのRailcard(レイルカード)の購入方法
- イギリスのRailcard(レイルカード)の使い方とチケットの買い方
- 券売機でのRailcard割引を利用した鉄道チケットの買い方
- 31歳以上60歳未満の方はNetwork Railcard(ネットワークレイルカード)
について順番に説明していきたいと思います。
イギリスの鉄道料金を安くできるRailcard(レイルカード)とは
レイルカード(Railcard)とは、ナショナルレイル(National Rail)を利用するときの電車運賃を割り引きして購入することができるカードです。
レイルカード(Rail card)の有効期間内(1年または3年)に利用する列車の運賃を1/3節約できるというお得なカードです(子供の場合は60%off)。
その中にはトラベルカード(Off-Peak Day Travelcards Zone1-6)も含まれているので、ロンドン市内で何度も乗り降りしたい方にはRailcardを利用したトラベルカードを購入する方がお得になる場合が多いです。
1枚のカードで、大人4人・子供4人まで一緒に利用できます。
イギリスのRailcard(レイルカード)の種類と料金
Railcard(レイルカード)は7種類あります。
レイルカードの種類
- 16〜25 Railcard
- 26〜30 Railcard
- Senior Railcard
- Family&Friends Railcard
- Two Together Railcard
- Network Railcard
- Disabled Persons Railcard
レイルカードの料金は、Disabled Persons Railcardのみ20£(ポンド)/年, 54£/3年です。
それ以外のレイルカードは、30£(ポンド)/年, 70£/3年です。
イギリスでのRailcard(レイルカード)の購入方法
公式ホームページからも購入可能ですが、私は駅の窓口で購入しました。
Railcard利用対象エリア内の駅の窓口(チケットオフィス)で購入可能です。
窓口に「Railcard」のパンフレットが置いてあります。
申請用紙も一緒に入っていますので、名前や住所、電話番号、メールアドレスなどを記入して窓口へ持っていきます。
お支払いは、現金でもクレジットカードでも可能です。
すぐに発行してくれるので、即日使用できます。
イギリスのRailcard(レイルカード)の使い方とチケットの買い方
Railcard(レイルカード)は紙でできたカードです。
レイルカードの使い方とチケットの買い方
- 窓口=チケット購入時にRailcard(レイルカード)を提示するだけです。
- 券売機=チケット購入時に該当するレイルカードを選択して追加するだけです。レイルカードは挿入しません。(詳しくは後述します)
レイルカードを使用してチケットを購入した場合には、常にレイルカードを携帯しておくようにしましょう!
鉄道内では、時折車掌さんが周ってきてチケットの確認をされます。
レイルカードを使用して購入したチケットを持っているのにレイルカードを携帯していないと、罰金を取られます。
レイルカード1年間の申し込み金額の倍くらいの罰金を1日にして払わされている方がいましたので、忘れずに携帯しておきましょう。
券売機でのRailcard割引を利用した鉄道チケットの買い方
行き先を決めたら、「Railcard」という欄があるのでタップして自分の持っているレイルカードの種類を選択します。
Railcardの入力をすると自動的に支払金額が割引された結果が表示されますので、精算をします。
券売機によって、現金のみ使用できるものとクレジットカードも使用できるものの2種類があります。
クレジットカード払いをしたい方は、券売機の種類に注意して下さい。
行き先によっては、Travelcard(トラベルカード)という乗り放題のチケットの方が安くなる場合がありますので、先に自分の滞在先からのTravelcardの料金を知っておくと良いと思います。
Travelcard(トラベルカード)にもRailcard(レイルカード)割引が適用されます。
Travelcardにも種類がありますが、例えば「London Travelcard Zones1-6, Day-Return」を購入すると、ロンドンの1〜6ゾーン内の地下鉄も1日乗り放題になります。
「London Travelcard Zones1-6, Day-Return」は、ロンドン市内でたくさん移動したい場合やいちいち切符を買うのが面倒という方におすすめです。
少し離れた郊外からロンドンに行く場合には、往復切符を購入するより安くなる場合があるのでTravelcardの方がお得になることがあります。
※ロンドン郊外ではオイスターカードを使えません。
31歳以上60歳未満の方はNetwork Railcard(ネットワークレイルカード)
31歳〜59歳で一人で利用する方は、Network Railcard(ネットワークレイルカード)が対象となります。
Network Railcardは、土日は終日1/3割引の運賃で購入することができますが、平日は合計13£(ポンド)以上の切符でなければ割引されませんので注意して下さい。
平日に13ポンド以下の切符を購入した際に割引されなかったので窓口の駅員さんに聞いたら、そのように言っていました。
ネットワークレイルカード(Network Rail Card)を利用できる範囲はこちらです。
まとめ
長期滞在の方はもちろん、短期の旅行でもロンドン郊外への旅行をする方にとっては鉄道料金が1/3割引になるというのはとてもお得ですね。
Railcard(レイルカード)の購入は1年で30£(ポンド)なので、短期滞在の場合でも移動の多い方や遠出する方はすぐに元が取れてしまいます。
イギリス滞在の際にはRailcard(レイルカード)を利用して、列車料金を節約しましょう。
少しでも参考になれば嬉しいです。