京都観光の定番であり、人気の旅行スポットである金閣寺(鹿苑寺)へ行ってきました。
そこで、金閣寺(鹿苑寺)の歴史や見どころなどについて写真と共にシェアしたいと思います。
- 金閣寺(鹿苑寺)の歴史を簡単に知りたい
- 金閣寺(鹿苑寺)の見どころを知りたい
- 金閣寺(鹿苑寺)の拝観料や参拝時間を知りたい
といった方に見ていただきたい内容となっています。
目次
金閣寺(鹿苑寺)の歴史と見どころ
- 鹿苑寺(ろくおんじ)の歴史
- 本当は鹿苑時なのに、なぜ金閣寺と呼ばれているのか?
- 世界遺産 金閣・鹿苑寺観光の見どころ
- 舎利殿(金閣)(Shariden/Kinkaku/The Golden Pavilion)
- 夕佳亭(The Sekka-tei Tea House)
- 不動堂(Fudo-do)
- 庭園(Garden)
- 竜門の滝
- 白蛇の塚
- 金閣寺(鹿苑寺)の拝観料と参拝時間
についてまとめています。
鹿苑寺(ろくおんじ)の歴史
この地は元々鎌倉時代に西園寺公経(さいおんじきんつね)の別荘(北山第)があった場所です。
足利義満三代将軍がこの地を気に入ったため、1397年に西園寺家から譲り受けて山荘(北山殿)を建造しました。
この庭園や建築は極楽浄土をこの世に現したとも言われ、北山文化の中心地として発展しました。
義満没後は遺言により夢窓疎石を開山(初代住職)として、義満の法号鹿苑院殿から二文字をとって、[鹿苑寺]と名付けられたそうです。
臨済宗相国寺派の禅寺です。
金閣・鹿苑寺は世界文化遺産に登録されています。
本当は鹿苑時なのに、なぜ金閣寺と呼ばれているのか?
お釈迦様の舎利(お骨)を安置した建物を[舎利殿]と言い、その舎利殿は[金閣]と名付けられています。
その舎利殿、つまり[金閣]が特に有名なため一般的に[金閣寺]と呼ばれるようになったそうです。
世界遺産 金閣・鹿苑寺観光の見どころ
↑総門(The First Gate)、入り口です。
金閣寺(鹿苑寺)は修学旅行の定番の観光地であり中高生が多かったのと、外国人観光客に人気の観光スポットでもあります。
金閣寺(鹿苑寺)を訪れている人はほぼ修学旅行生と外国人観光客と言っても過言ではありませんでした。
舎利殿(金閣)(Shariden/Kinkaku/The Golden Pavilion)
金閣の最上層に立っているのは、鳳凰(ほうおう)像です。
鳳凰とは中国神話の空想上の鳥の名前で仏教とともに日本に伝来しました。
鳳は雄(オス)、凰は雌(メス)のことです。
二層と三層は、漆の上から純金箔が貼られてあります。
屋根は椹(ヒノキ科の常緑高木)の薄い板が何枚も重ねられています。
一層は寝殿造りで法水院(ほっすいいん)、二層は武家造りで潮音洞(ちょうおんどう)、三層は中国風の禅宗仏殿造りで究竟頂(くっきょうちょう)と呼ばれています。
室町時代を代表する三つの様式を見事に調和させた建物ですね。
夕佳亭(The Sekka-tei Tea House)
数奇屋造り(茶室を取り入れた住宅様式)の茶席で、夕日に映える金閣が佳(よろし)いということから名付けられた名前だそうです。
不動堂(Fudo-do)
不動堂に本尊として祀られているのは石不動明王で、秘仏(開帳の時しか拝ませない仏像)として信仰されています。
庭園(Garden)
金閣のある鏡湖池(きょうこち)や、鏡湖池に浮かぶ大小の島々、当時の諸大名が競って石を献納することで名付けられた名石が配されています。
竜門の滝
鯉が滝を登ると竜になると言われる中国の故事[登龍門]にちなんだ[鯉魚石]が置かれています。
白蛇の塚
古くからある池の[安民沢(あんみんたく)]の中の島には、白蛇を祀った白蛇の塚があります。
金閣寺(鹿苑寺)の拝観料と参拝時間
拝観料は、大人400円、小・中学生300円です。
拝観料金を支払うと、金閣寺のお札を入場券として頂けます(上記写真)。
参拝時間は9:00〜17:00です。
アクセス(行き方):京都駅から市営バス(101,205)で金閣寺道まで約30〜40分、降車後徒歩約5分
住所:京都府京都市北区金閣寺町1(Kinkakuji-cho, Kita-ku, Kyoto, Japan)
電話番号:(075)461-0013
ホームページ:shokoku-ji.jp
まとめ
金閣寺は外国人観光客にも人気の観光スポットであり、日本人として説明できるように歴史は押さえておきたいところですね。
少しでも参考になれば嬉しいです。
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