石庭が有名な京都の世界遺産、龍安寺を観光してきました。
そこで、龍安寺の石庭などの観光スポットやつくばいについてシェアしたいと思います。
- 龍安寺の歴史やつくばいについて知りたい
- 龍安寺の拝観時間や拝観料について知りたい
といった方に見ていただきたい内容となっています。
目次
龍安寺の有名な石庭、つくばいに隠された暗号とは
- 大雲山 龍安寺(Ryoanji Temple)
- 龍安寺への行き方(アクセス)
- 龍安寺の拝観時間と拝観料
- 鏡容池(Kyoyochi Pond)
- 石庭(The Rock Garden)
- つくばい(Tsukubai、Wash-Basin Of Stone)
についてまとめています。
大雲山 龍安寺(Ryoanji Temple)
元々は徳大寺家の別荘だったが、1450年に室町時代の武将細川勝元が譲り受け、禅寺としました。
しかし応仁の乱で焼失し、1499年勝元の子である細川政元が再興します。
さらに1797年、火災で方丈や仏殿、開山堂などを失いました。
現在の方丈は、その際に西源院の方丈を移築したものです。
方丈前庭の枯山水の石庭は、虎の子渡し(虎が三匹の子を連れて川を渡るさまを形どった庭石)と称されて有名です。
龍安寺は世界文化遺産に登録されています。
龍安寺への行き方(アクセス)
京都駅からバスで竜安寺前バス停まで約30分、バス停を降りてすぐ目の前にあります。
料金は片道230円です。
龍安寺の拝観時間と拝観料
拝観時間:8:00〜17:00(3月〜11月)、8:30〜16:30(12月〜2月)
拝観料:大人・高校生500円、小・中学生300円
鏡容池(Kyoyochi Pond)
徳大寺家によって築かれた池です。
以前はおしどりがよく群れていたことから、おしどり池と呼ばれていました。
木々に囲まれた緑豊かな鏡容池は、四季折々の景観を楽しめます。
石庭(The Rock Garden)
東西25m、南北10mある石庭は、白砂が敷き詰められた空間に15個の石を配置してあります。
菜種油を混ぜた土で造られた油土塀に囲まれています。
1500年頃に、特芳禅傑(とくほうぜんけつとは、室町時代の臨済宗の僧)の優れた禅僧によって作られた庭だといわれています。
石庭の手前には広い縁側があり、坐禅を行うのに最適な場所です。
心が落ち着きます。
縁側に座ってただただ庭を眺めながら、物思いにふけるのも良いでしょう。
たくさんの観光客が座っていました。
つくばい(Tsukubai、Wash-Basin Of Stone)
この蹲踞は、水戸黄門こと徳川光圀公が寄進したと伝えられています。
我々が観光できる位置に配置されている蹲踞は複製品だとも言われています。
銭形のつくばい(手水鉢)には、”五・隹・疋・矢“の文字が四方に彫られてあります。
中心にある手水鉢の”口“を共用すると、”吾唯足知”(ワレ タダ タルヲ シル)となります。
これは禅の格言が図案化された、謎解きになっています。
“吾唯足るを知る“という言葉は、
- 満足することを知っている者は貧しくても幸せであり、満足することを知らない者は金持ちでも不幸である
- 何が自分にとって必要なものなのかを見極めること
という意味だと捉えられます。
隠された四つの暗号で、禅の教えを現代まで伝える手水鉢・・・素晴らしいとしか言い様がありません。
住所:京都府京都市右京区瀧安寺御陵ノ下町1 3
電話番号:075-463-2216
ホームページ:ryoanji.jp
まとめ
龍安寺についての歴史や暗号の意味などを知ってから観光するとより楽しめると思います。
少しでも参考になれば嬉しいです。
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